K.O=歯科材料通信販売大手
kowledge雑誌より 国民センター今年3月、再び歯科インプラント治療にかんして注意喚起を発表した。国民生活センターの調査で、血液検査さえほとんど行われてない。
血液検査をしたひとはインプラント手術をうけた500人のうち96人に留まった。
米国では昨年1年に11万7202件の有害事象が報告されている。(FDA2018年)日本口腔インプラント学会は1つの方法として専門医制度の整備で応えるそうだ。対談で昭和大学副学長も宮崎隆氏は学生にインプラントは体内埋め込み装置です。「心臓血管外科と同じリスクがあることをよく理解してやりなさい」と教育していると言っている。
当医院ではインプラントはしていません。理由はかなり勉強しないと(つまり専門にならないと)できないと考えたから。またおおきな設備投資、人手がいるので私には向かないと思ったので。
さりとてインプラントは革命的な治療でもある。患者さんにはとにかくいい先生をみつけてねとアドバイスするしかない。少なくとも歯科用CTはあるか。ホームページ記載が広告違反をしてないか、変に安くないか、術前の血液検査はしているか、日本口腔インプラント学会等の認定医かなど。
老人施設で認知症の患者の炎症を起こしたインプラントの問題も出てきているそうなのでするときは慎重に。処置、手術には薬と同じで、メリットもあればデメリットがあります。いい事ばかり言う先生には十分気をつけましょう。