私の患者や教師で戦争で撃たれた人の話では、撃たれた瞬間は痛いでなく熱いだそうだ。患者でノモンハンに行った人の話を聞いたことがある。日本の軍隊は無茶苦茶で1つはロシアの軍力を最初から見くびり、敵が列車からどんどん増加することさえ想定してなかったらしい。また絶対に静かに行動しなてないときに上司が鉄砲を撃ったためにそこに集中砲火があり、目の前で味方の兵がどんどん倒れていって、自身も被弾したそうだ。その方はその負傷のためその後兵役はなかったらしいが、日本軍は馬鹿だったといつも言っていた。装備のことも言っていたが忘れてしまった。
父の友人で戦争に行ったひとで大たいへん気の強い人がいたらしい。あまりに軍隊で上官が殴るので、ある日「おまえ、えいかげんにせいよ。弾は前からしか飛んでくると思うなよ。」とかみついたそうだ。その日以来殴られなくなったらしい。